作曲初心者が知っておくべき音楽理論とその学習順
こんにちは。作曲を始めたばかりの頃は感覚全開でやっていたのに音楽理論の便利さを知っていつのまにか理論派寄りになってしまった内山です。
今回は、
「ポップス・ロック系作曲の初心者が、音楽理論のどのような知識を、どのような順番で、作曲活動の初期段階でどのあたりまで理解しておくのがおすすめなのか」
という点について細かくまとめてみます。
それぞれの理論的項目についても詳しく書いていきますので、長文になりますが、ぜひお付き合い下さい。
まず最初に、作曲初心者が学んでおくべき理論的項目と、その学習順を以下に示します。
【1】スケールとキー
【2】ダイアトニックコード
【3】コードの役割(スリーコード)
【4】コードの役割(代理コード)
【5】セブンスコード
【6】コードの機能的な流れ
これらは、今までの私自身の音楽経験と、これまでに作曲に取り組むいろいろな人を見てきたデータから割り出した、ポピュラー系作曲のために最も無駄がなく、かつ理解を深めやすい理論の学習項目とその学習順だといえます。
特にこの手の理論は学ぶべき順番が大切で、というのも、上位の概念を理解するためにはそれ以前の前提知識をしっかり身につけておく必要があるからです。
また初期段階ではあえて学ぶことを避け、後回しにすべき知識も存在します。
そのあたりを踏まえてこれ以降で順を追いながらそれぞれを丁寧に解説していきますので、全体のつながりを意識しつつ、ぜひ理解を深めてみて下さい。
また、それぞれの理論的概念の解説はこれまでのニュースレターでも断片的に行ってきましたが、それらを一度きちんと整理する意味でも今回このテーマを取り上げてみました。
内容についてある程度理解されている場合にも、復習のために改めて読み進めていただけると嬉しいです。
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- 【1】スケールとキー
- 【2】ダイアトニックコード
- 【3】コードの役割(スリーコード)
- 【4】コードの役割(代理コード)
- 【5】セブンスコード
- 【6】コードの機能的な流れ
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